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こんな荒涼とした星に長い間暮らしていたかぐや姫は、空に浮かぶあの青い星を見る度に、
「あーあ、あの美しい星に一度でいいから行ってみたいなあ」と、思い続けていたのでした。
あるとき、神様がその夢をかなえてくれて、限られた時間でしたが、あの青い星に行くことが許されました。
神様は言いました。
「ただし、ちょっと技術的な問題があって、おまえを赤ん坊にして運ばないといかんのじゃ。」
「神様も問題を抱えているのですね。」
とかぐや姫が澄んだ目で言うので、神様はちょっと恥ずかしくなってしまいました。
神様は続けて言いました。
「おまえがあの星にいられるのは、赤ん坊のお前が今のお前と同じくらいまでに成長する間だ。」
「どのくらい、いられるんですか。」
ウルウルと目を輝かせて、かぐや姫はたずねます。
「そうだなあ、その星の人たちの数え方では、今のお前は18ということになっておる。
ところが、月では素数以外の数は不純なので使わないことになっておる。
なので、お前があの星にいられるのは、18に含まれる素数の数だけだ。」
「えーーっ。」 【いつか、続く】
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