Linuxでマルチメディア三昧

お役立ちソフトウェアを目的別に解説

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Linuxで便利に使えるソフトウェアの使い方の勘どころをメモしておきます。
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2.BMPx

あまり注目されていないこのソフトは、Linuxで音楽などを楽しむためのとても便利なソフトです。
MP3ファイル、ネットラジオ、Last.fm、Jamendoから、さらにはダウンロードしたYouTubeファイルまでプレイできます。

概要

何やら画像ファイルの拡張子のようなソフト名ですが、ストリーミングで音楽を楽しむのにいろいろ便利です。

PC内のMP3ファイルも場所を指定すればライブラリ化してくれます。
ラジオ曲もジャンル別に選べますし、お好みのラジオ曲をブックマークできます。
もちろんポッドキャストも登録できます。

この当たりの機能は直感的なので、特に説明の必要もありません。
メニューのBMP→設定で、設定します。

画面の下の方に表示される小さなアルバムジャケットを右クリックすると、そのアーティストの情報や歌詞などが表示されます。
ただ、これはLast.fmのデータベースを使っているようなので、同じ機能をWikiを使って提供しているAMAROKよりはちょっと情報量などで見劣りしますが、ちょっと知りたいときにはこれで充分です。

Last.fm

 Last.fmは、自分で曲を選んで聴けるFM放送のようなものですが、BMPxは、このLast.fmの曲を、まるでネットラジオのような感覚で手軽に楽しめます。

 そのためには、Last.fmのアカウントを登録する必要があります。
 アカウントは、http://www.last.fmから取得しておきます。
 次に、BMPxのメニューのBMP→設定で設定ダイアログを開き、Last.fmタブを開いて、取得したアカウント情報を入力します。
 これでOKです。

 あとは、左側のアイコンからLast.fmを選び、female vocalとか、hard rockとか適当なキーワードを入れて検索すると、それに合った曲を選んでくれるわけです。
 Last.fmメニューのでディスカバリ・モードをオンにしておきましょう。
 FM放送と違って、早送りもできます。巻き戻しはできませんが。

Jamendo

驚くべきことに、Jamendoの曲もデータベース化されて、簡単に聴けます。

Jamendo(http://www.jamendo.com/)とは、ミュージシャンが自分の曲を誰でもタダで聴けるように公開してくれているサービスです。
クリエイティブ・コモンズという、著作権は放棄することなく、誰もが合法的にタダで音楽が聴けるライセンスに従って公開されているので、後ろめたい気持ちにならずに音楽ファイルをダウンロードできます。

2009年1月11日現在で既に14,727枚のアルバムが登録され、しかも非常にレベルの高い作品が数多くあり、アーティストの皆さんに感謝、感謝です。
BMPでJamendoのメニューから「Jamendoのデータベースの更新」を選択し、最新のデータにすると、アーティストとアルバムで好きな曲をすぐに聴けるようになります。

ブックマーク

お気に入りのラジオ曲や、Jamendoのアルバムなどは、ブックマークしておくと、メニューのブックマークから簡単に呼び出すことができます。
追加したいラジオ局などを聴いているときに、メニューのブックマーク→ブックマークの作成で、ブックマークに追加します。

ちょっと困ったことに、登録したブックマークを削除するのは、メニューからはできません。
ブックマークは、XMLファイルの形式で保存されていますので、これをテキスト・エディタなどで手動で修正します。
修正するときは、必ずBMPxを終了してからにします。起動中に修正しても、終了時に上書きされてしまうためです。
XMLファイルのパスは、Ubuntu8.04の場合は、オームディレクトリの、.local/share/bmpx/bookmarks.xmlです。
隠しディレクトリになっているので、Ctrl + Hで隠しディレクトリを表示させてみてください。

XMLファイルは、単純な構造なので特に解説も必要ないと思いますが、
bmp:bookmark-listセクションの中に、個々のブックマーク情報が、bmp:bookmarkとして登録されていますので、削除したいものを消去して、上書き保存すればOKです。

コレクション

PCに保存している音楽ファイルをライブラリ化するのは、他のソフトと同じです。
BMP→設定から、ライブラリを選び、「新しい音楽の追加」でディレクトリを指定します。
サブディレクトリまで自動的に検索してくれます。
新しいファイルを追加したときは、同じタブの下の方にある「ボリュームの管理」から、「パスの再スキャン」を実行すると、消去されたファイルはライブラリから削除し、追加されたファイルはライブラリに追加されます。

万が一、コレクションが壊れたりしたときには、いったん、コレクションデータベースを削除して、再度コレクションを作成しなおすことができます。
コレクションデータベースは、SQLite3データベースファイルとして、ホームディレクトリの.local/share/bmpxにlibrary-x-x-x.mlibの形式で保存されています。xの部分は、数字が入ります。

YouTube動画の再生

 最近は、アーティストのPVなどがYouTubeにアップされていたりして、音楽を楽しむためにも動画再生は不可欠な機能です。
 BMPには動画再生機能も備わっていて、Mitterツールバーなどを使ってYouTubeからダウンロードした動画ファイルもBMPで再生できます。
 プレイリストを開いて、Nautilusからドラッグ&ドロップすると、簡単にプレイリストに追加できます。後は、普通のミュージックファイルと同じように、プレイボタンで再生がスタートします。

Ubuntu Jaunty (9.04)でのインストール

BMPxがきちんとメンテされていないということで、Ubuntu 9.04 (Jaunty)からパッケージとして供給されなくなりました。

でも、やっぱり便利なものは使いたいということで、どうしてもインストールしたい人は、次のようにインストールしてください。

まず、http://ubuntutym.u-toyama.ac.jp/ubuntu/pool/universe/b/bmpx/ を表示します。
このうち、 bmpx_0.40.14-1_i386.deb をクリックすると、インストーラーが立ち上がるので、インストールします。

これだけで、JauntyにBMPxがインストールされます。
ただ、残念ながらメニューに表示されません。次のようにして修正してください。
「システム」→「設定」→「メインメニュー」を開き、サウンドとビデオのグループにあるBMPxのプロパティを表示させます。
コマンドのデータがまちがっていますので、コマンドをbmpxに修正して、「閉じる」をクリックします。
オフライン/モードのアイテムも同様に修正します。
これで、メニューにも表示されるようになりました。