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パリでの3年間の生活で感じたことは、フランス人という人達が、日本人にとってつくづく面白い人たちだということでした。
好悪の感情をストレートに表現し、美しいものを愛で、美食を愛し、愛に生きる、この人達の生き方を知ることは、人生の楽しみ方を知ることのような気もします。
よく言えば「子供の心を持った大人」でもあり、悪く言えば「子供っぽい大人」の彼らをウォッチすることで、人間の本質が見えてきます。ちょっと大げさか(笑)。
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6.フランス語のこと (その2)
フランス語が最初のハードルになるのは事実ですが、それも少しは様変わりしつつあるのかもしれません。今度は、その話を少々。(2004.7.20)
とかくありがちなフランス語にまつわるフランス人の悪印象は、ある程度までは事実だが、悪いことばかり書くと公平ではないので、いい方の話を。
例えば、自動車保険でずいぶん失礼なことを言われた(間接的に)のは事実だが、その後、職場の同僚に紹介してもらったフランス人エージェントは、あまり流暢とは言えないが(失礼)一生懸命英語を喋ろうと努力してくれたし、非常に親身に相談に乗ってくれ、しかも料金は、失礼なことを言われた例の会社よりはるかに安かった。(De Clarensというエージェントなので、もしパリで自動車保険を検討する場合は、とてもお勧め。)
それにしても、面白いのは、こちらの人は「Bye」と言って電話を切るのが抵抗があるのか、このM De Clarensも、電話の終わりに「Good afternoon!」と言って、電話を切っていた。こちらの人は、別れるときに「こんにちわ。」と言って別れるので、その直訳だろうか。でも、とにかく英語を一生懸命しゃべってくれたので、とても助かった。
それから、来客用の折り畳みベッドを買いに郊外のConforamaという店に行ったときの話。車に入らないので、配達してくれ、と頼んだら、一個につき23ユーロ、二つで46ユーロ(当時のレートで6千円以上)かかるという。なんならトラックのレンタルもできるぞ、と自慢そうに言う。おいおい、いいかげんにしろよな、ふざけてんじゃないよ。というのは、日本人の感覚。こちらでは、当たり前のことらしい。まあ、よくこんな感覚で、カルフールなんかが日本に進出しようなんて考えるよな、信じられないと思いつつも、配達だといつ着くのかと聞いたら、一週間後だという。ここで、さすがに諦めて、じゃあもういいから、キャンセルしてくれ、と言ったら、「わかった。このレシートを持ってレジで頼め。」と言うので、「レジの人は英語がダメだろうから、そっちから言ってくれ。」と頼んだ。
でも、そうするのが正解だった。頼んだお兄さんがレジの人に掛け合ってくれたが、一度デビットカードで購入したもののキャンセルは大変らしく、手続きに30分くらい掛かった。もちろん、このお兄さんが一生懸命やってくれたので、これで済んだのであって、そうでなければどうなったことやら。
当たり前のことだが、失礼でふざけた奴もいれば、こうやってとても親切なフランス人もいるわけで、それはどこの国でも同じ。ただ、教訓として言えば、フランスでの買物はとても忍耐がいるし、フランス語に不慣れなのであれば、英語が喋れる店員がいて印象がいい店を選ぶことが大事かもしれない。その意味では、Place de Victor Hugoのフランス・テレコムや、保険屋さんのDe Clarensはとても助かったし、私が行ったConforamaの郊外店のお兄さん、英語はしゃべれるし、親切だし、あなたのおかげで助かったよ、ほんと。
ただ、一般論として言えば、フランス商業のサービスはawfulですな、やっぱり。あんまりフォローになってないか(笑)。
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