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このページにつついて
パリでの3年間の生活で感じたことは、フランス人という人達が、日本人にとってつくづく面白い人たちだということでした。
好悪の感情をストレートに表現し、美しいものを愛で、美食を愛し、愛に生きる、この人達の生き方を知ることは、人生の楽しみ方を知ることのような気もします。
よく言えば「子供の心を持った大人」でもあり、悪く言えば「子供っぽい大人」の彼らをウォッチすることで、人間の本質が見えてきます。ちょっと大げさか(笑)。
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5.フランス語のこと (その1)
フランス人は自国語への執着が激しい。英語圏に慣れている人が最初にぶつかるカルチャーショックがこれ。(2004.6.29)
仕事は英語中心だから、英語がちゃんと喋れればいいという「甘言」を信じたのが甘かった。こちらで、自立した生活を営むためには、フランス語が喋れることが必須だ。
レストランで食事を頼む、店で買物をする、この程度であれば、フランス語自体定型的だしそんなに難しくはない。メニュー(こっちではカルトって言います)だって、慣れれば何が出てくるかは大体わかるようになる。スーパーなら、Bonjourって言えれば、後は表示される金額を払えばいいから、全然喋れなくても物は買える。
ただ、双方向の会話、それも多少とも込み入った話になると、途端にアウト。「英語でいいですか。」とフランス語で聞いても(笑)、答えはNon!の一言。desole (sorry)の一言もない。フランス語を喋れない私の責任であって、英語を喋れない彼らの責任ではないからだ。
こんなことがあった。こちらの自動車保険に入ろうとして、安いからという人の勧めでインターネットで手続きができる会社のホームページで、あれこれデータを入力して、手続きをした。すると、確認のメールと確認番号が送られてきた。この後、どのページにアクセスして手続きを完了すればいいのだろうと思ってフランス語を読んでも、電話番号しか書いてない。
仕方なくその電話番号に電話して、例によって「英語で話せますか。」と聞いたら、Non!の一言。その後無言。仕方がないので、フランス語を話せる同僚に再度電話をかけてもらって事情を説明したら、「フランス語を話せない奴とはうちの会社は保険契約をしない。」とのこと。だから、最後は本人がフランス語で電話をしなければならないし、できない奴には保険をかけない、という説明だったらしい。
それが会社の方針ならそれでも結構だけど、英語で何かをしたいというマーケットニーズが相当あるのに、はっきりいってこの人たち、拒否している。英語を喋れるオペレーターを置くだけのコストに見合う収入が見込めないと考えているのかもしれないが。日本に帰ってもフランス人にだけは日本語でしか話さないと誓った(笑)。
でもまあ、依怙地になる必要もないか。要は喋れるようになればいいんだから(笑)。
他にも日本人がいる保険会社を教えてもらって連絡してみたら、この日本人、フランス人化していて、しょっちゅう休んで使えない。こちらも救いようなし。
結局、それなりに英語を喋れるフランス人のいるエージェントが一番助かった、という次第。
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