記念碑というのは、その人を讃える意味があるだけでなく、それを見ることによって、私たち自身が忘れてはならない「思い」を胸に刻みつけるものだ。
その意味で、この宮本警察官が私たちに残してくれたものは、私たち日本人が忘れてはならないものだし、私自身、忘れたくない。
同様に、7年前、大久保駅でホームから落ちた酔っ払いを助けようとして、若く貴い命を散らせた韓国の青年の場合も同じだ。日頃、何かと色メガネで韓国人を見る癖のある自分たち日本人を、あのときほど恥じ入ったことはなかった。
事件、特に、貴い命が失われる事件というのは、それを通じて私たちが何かを学ぶ機会を提供するものである場合が多い。宮本警察官の事件も、大久保駅の事件も、いずれもそうだったし、それを私たちの記憶として刻みつけることには、数多くの人が賛同すると思う。
■あなたの勇気忘れない…踏切殉職警察官の記念碑設置へ(読売新聞 - 03月08日 21:53)









