北朝鮮のハクづけに利用された日本との協議
2007年03月07日
BBCのサイトも大きくとりあげているが、それはニューヨークで行われたアメリカと北朝鮮との二国間協議との対比だ。
アメリカとの協議は、軟弱、いや失礼、ソフトムードのクリストファー・ヒル氏によれば、「会議は、良好で、ビジネスマンライクで、包括的なものだった」らしい。
要は、アメリカ国務省にに得点を稼がせてやっているというわけだ。まあ、今、一番見返りが期待できるのはアメリカなので、当然だろう。
これで、対議会でも、北朝鮮の問題はアメリカの強いイニシアティヴにより平和的解決に向けて事態を進展させていると言える。どうでもいいところにほとんどの軍事リソースを注ぎ込んで、大事なところが手付かずになっている、という正しい批判に、少し反論できるというわけだ。
北朝鮮にとっても、「平和的アプローチ」の方が効果的だとアメリカ議会筋に錯覚させる方が、自分にとっても得策であることはもちろんだ。
中国とアメリカに点を稼がせるためには、対比上、日本をコケにすると舞台効果が大きいので、こちらの方は、会議をすっぽかすという、おそらく筋書きどおりの演出をしたまでだろう。
北朝鮮は、六カ国協議における日本のそういう大事な「役割」をきちんと理解し、実行に移しているということだ。
BBCの記事を読むと、BBCの記者もそれを理解しているし、読んだ人もそれを理解するだろう。
知らぬはオヤジだけ、ということか。
| ■日朝作業部会「午後から行わず」北朝鮮が通告(読売新聞 - 2007年03月07日) |
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