存在感のなさに支えられた日本の好感度
2007年03月07日
BBCの「国際世論調査」で日本の好感度ナンバーワンというこのニュースにつられて、BBCのサイトを検索してみたが、どこにもない。まあ、私の探し方が不十分なのだろうが、その程度の扱いだ。ほとんど誰も読んでないだろう。
その代わり、あいかわらず "sex slave"を否定して韓国を怒らせているといった記事の方が目につく。ちょっと前は、捕鯨の記事だった。
まあ、カナダとほとんど同じ、というのだから、だいたい想像はつく。インドネシアのように、戦争の負の遺産を経済の実利が上回る国の場合は、事実そう感じているのだろうが、多くの国にとっては、日本は目立たないし、何をしているかよくわからない国だ。
いろんな国に行って、描かれている地球の絵を見るとわかる。四つに一つは地球に日本列島がない。でも、キヨト、とか、フジヤマ、トヨタ、マンガ、スシは知ってる。そういうことだ。
もちろんそれ自体否定的にとらえることはない。
ただ、調査の方法すらよくわからない、こんないいかげんな報道で浮かれるほどメデタイ国民では、なんとも情けない。
この数十年で、経済面はともかく、政治面での日本の貢献度のプレゼンスは決して高まってもいない。むしろ、低下している。
アメリカという声ばかり大きくてデリカシーのない大男の腰巾着のように横に座って、いつも黙って微笑んでいるだけで、アメリカ君が何か無神経な事を言って座を白けさせる度に、「うん、うん」と首を縦にふっている、眼鏡をかけて集金袋を下げた、禿げた小金持のオヤジだ。多少、自虐的だが(笑)。
BBCの調査も、このイメージを英語に訳して、「どちらかと言えばこのイメージに近いか。」という調査をすれば、4分の3がYesかOuiと答えたかもしれない(笑)。
最近は中国の一省らしいが、これまではハワイに次ぐアメリカの第51番目の衆のようなこの国が、国連安全保障理事会の常任理事国入りするというのは、イギリスがサッカー・ワールドカップの予選に3チーム送り込むのと同じくらい、イカサマに感じるだろう。
「世界に与える影響が肯定的か否定的か」などというファジーな基準でなく、世界が抱える諸問題に対して、国家としての日本が、具体的かつ積極的なリーダーシップを発揮しているか、という調査で、躊躇なくYesと書かれる国になりたい。
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